①高圧洗浄前の状態ですが、苔や汚れがビッシリと付着してます。
黄色系の苔は特にキッチリと剥がしておかなければ、下塗りが効かなくなります。
②高圧洗浄後
※右側は一部下塗りを施工中です。
高圧洗浄機は地面に置いて、延長ホースで屋根の洗浄作業を施工するのですが、概ね10mの基準ホースでは届きません。
よって、延長ホースを10m足して20mのホースで洗浄するのですが、電気式の高圧洗浄機では洗浄圧が減衰してしまい、黄色系の苔が除去出来ません。
最大吐出能力が13Mpa以上の能力は欲しいところです。
③よく”3度塗り”という単語を耳にしますが、屋根に限っては最低4回塗りが基準となります。
(下塗り)(下塗り)(中塗り)(上塗り)が正解です。
同じ4回塗りでも、
(下塗り)(中塗り)(上塗り)(上塗り)では意味がありません。
高圧洗浄後の白っぽくなったスレートが下塗りで”あめ色”になるのを目標とします。
※以上の見解は日本ペイントさんと何度も打合せをして確認した事項ですし、実体験でも確認済みです。
④下塗りを2回以上施工しなければ、この艶感は生まれません。
⑤外壁塗装前
パナホームのサイディングには難があるのか、水がかかる箇所のサイディングがよく剥がれてます。
その場合、サイディングの交換になるのですが以外と安価で施工出来ます。
※意匠性の高いサイディングは除く。
⑥足場の画像を取り忘れたのですが、作業のし易い素晴らしい足場でした。
足場業者の経験値も塗装の品質に間接的に影響してきますので、疎かに出来ない箇所です。